滞在五日目その2.

歳を重ねたカップルだって、絵になる




早朝から歩き回って、おなかペコペコ。

朝食の時間までには、まだ少しあるけど…。




「こっち、こっち! 外で食べようよ」


想像を超えた寒さだから、

上着やら、インナーやら、持参した服をすべて着込んで、

外のテーブルへ。






「食べきれないと思うよ」と言われたけど、

空腹に負けて、Full English Breakfastをオーダー。

シリアル、ヨーグルト、ベーコン、ソーセージ、オムレツ、目玉焼き、

サラダ、豆料理、ポテト、魚のムニエルなどなど。お料理が次々と運ばれてくる。


「う〜。もう、おなかいっぱい!」

そう言いながら、ブラッドソーセージですらも、ほとんど食べ尽くして、

しかも、仕上げにフルーツ。



たくさん歩いたからって、さすがに、食べ過ぎじゃない?
















『The Churchill Arms』は、小さな宿で、

お部屋は広くないけれど、清潔なバスルーム付。

         窓からの風景も、美しかった。

その上、

おいしい料理をたらふく食べて、

なにかの間違いじゃない?

そう思うほど、安かった。




もしも、間違いだったのなら、ほんとうに、ごめんなさい&ご馳走様でした。