レンタカー返却、アパートへ帰り着く。

吐きそうなほどの緊張感を味わい、無事(?)レンタカーオフィスへ、到着。 空はまだ明るいけれど、すでに午後9時を過ぎている。ぐったり疲れて、思考回路もおしゃべりも、止まったまま。とにかく一刻も早く、ウィンブルドンのアパートへ帰りたい。どんなルー…

高速道路で、ガス欠寸前!

ロンドンへ帰るには、まだ少し時間があるからと、近くのケルムスコット(Kelmscott)へ。この村には、コッツウォルズの美しい風景を愛したウイリアム・モリスのマナーハウスがあるのだけど、納屋ばかりの淋しい農村で、私たちには、ちょっと退屈だったかも。…

テムズ川沿いの村、レッチレイド。

もうすぐ夕刻のはずなのに、陽はまだ高い。「これから、どうする?」レンタカーオフィスの営業時間内に車を返却するつもりなら、そろそろロンドンへ向かわなければならない。 「駅への送迎を諦めれば、返却は今日中でokって、言われたよね」「でも、ヘンドン…

恋する人と歩きたい、カッスルクーム。

その昔、羊毛産業で栄えたというこの村には、お城のようなマナーハウスがあった。ゲートをくぐると、長いアプローチに、家並み。使用人たちの家だったのだろうか。 その先の花壇が、マナーハウスへの道しるべ。 映画で見た、お城みたい。 結婚式。ロケじゃな…

カッスルクームのパブで。

「日本人とおしゃべりするのは、あなたが二人目」ベンチで隣り合わせたおじさんが言った。 「じゃぁ最初の日本人は、誰なの?」「ここのマナーハウスのレストランで働く若者だよ」 教会があり、パブがあり、 ポストがあり、パン屋があり、 家々は花で飾られ…

異次元に迷い込んだような、カッスルクーム。

それまで、なかなか思うように目的地へたどり着けなかったナビが、迷うことなく案内してくれたカッスルクームは、今までに感じたことのない、不思議な雰囲気。 おとぎ話のような村映画のワンシーンのような村可愛らしい村美しい村静謐な村…。この村を言い当…

青空のグリットレトン。通りがかりのパブでランチ&サマープディング。

カッスルクームへ向かっているうちに、時々、雨雲が切れて、しばらくすると、スカイブルー! ガイドブックには、載ってない村だから、名前もわからないけど、「気持ち良さそうだから、歩いてみようよ」 教会の向かい側の このお城みたいな建物は、なんだろう…

スワンホテルで、ホットチョコレート。

満室で予約できなかったスワンホテルだけどせめて、お茶だけでも…。もちろん、外のテラスは、写真に収めただけ。あまりの寒さに、ホットチョコレートを、ふうふうと。 隣りあわせた、アメリカから来たという老夫婦と、ジェスチャーまじりにおしゃべりをした…

雨にけぶる、バイブリー。

時おり、前も見えないほどの雨に打たれながら走って、バイブリー着。「雨のバイブリーも、ロマンティックじゃん」などと言いつつ、誰も車から降りようとしない。 スワンホテルの近くにの駐車場に、大型バスが、どんどんやって来て、アーリントン・ロウ(Arlin…

コッツウォルズ最終日、とうとう雨。

朝食は、昨夜のパブじゃなく、大きな出窓のあるラウンジで。ここは部屋数が多い宿で、昨夜は満室だったはずなのに、朝食のテーブルに着いているのは、数組だけ。雨のカーテンで閉ざされているせいもあって、ひっそりとしている。 ランチが食べられなかった昨…

『The Inn for All Seasons』は、料理自慢の宿かも?

なんだか空模様が怪しくなってきたけど、雨が降り出す前に、コッツウォルズ二泊目の宿『The Inn for All Seasons』へ到着。 まもなく、どしゃぶり。webで紹介されていたフットパスの散歩は断念して、 それぞれの部屋で、明日のための下調べ(ウソっ!うたた…

水辺の村、ボートン・オン・ザ・ウォーター

コッツウォルズへ来たら外せないのが、ボートン・オン・ザ・ウォーター。ということで、私たちも、ここへ。子供たちへのサービスなのか、不思議なオブジェも…。 小さな子供たちや犬も遊べる、浅瀬の小川を挟んで両側に芝生エリア。どのカフェもショップも、…

絶景、スノーズヒル マナーハウス。

ガーデンや果樹園の続く坂道をのぼりつめた所に、ナショナル・トラストが管理するスノーヒルズマナー。16世紀に建てられ、増改築を繰り返してきたという屋敷は、大きすぎて、全容が写真に収まらない。 コッツウォルズの伝統的な荘園建築というレンガ造りの屋…

ラベンダーの丘、スノーズヒル

スノーズヒルは、小高い丘の上。ここを目指したのは、ずっと前に観た『ブリジット・ジョーンズの日記』という映画の冬景色が、とても印象的だったから。それに、16世紀の建物だというマナーハウスがあると、ガイドブックに書いてあったし…。 マナーマウスを…

まっすぐのびる道、ブロードウェイ

いくつかの小さな村を通り過ぎて、ブロードウェイで車を駐めたのは、家が建ち並ぶ道が、あんまり、まっすぐだったから。 ずっと向こうまで見渡せるなんて、不思議な感じ。通りは広くて、歩道も舗装されている。 曲がり角の向こうには、何があるのかなって、…

滞在五日目その3.

「素敵なマナーハウスや、お花いっぱいのガーデンで、ゆっくり過ごしたいなぁ」「小川を眺めながら、ぼんやりお茶するのもいいね」それぞれにイメージはあるのだけれど、具体的な行き先が、決まらない。 日暮れまでに、今夜の宿に着けばいいのだから、今日は…

滞在五日目その2.

早朝から歩き回って、おなかペコペコ。朝食の時間までには、まだ少しあるけど…。 「こっち、こっち! 外で食べようよ」 想像を超えた寒さだから、上着やら、インナーやら、持参した服をすべて着込んで、外のテーブルへ。 「食べきれないと思うよ」と言われた…

滞在五日目その1

早起きすると、こんな素敵な風景に出逢えたりもする。言葉なんて、きっと、じゃまっけなだけ。だけど…。 もうすぐ夜明け。 ほら、もう少し。 あっ、昇った。 そして、今日も、いいお天気。 せっかくの美しい景色なのに、目を閉じてみたくなるのは、なぜだろ…

滞在四日目その4.

午後9時頃、長い一日の終わりに、美しい夕焼け。 久しぶりのちゃんとした夕食だったので、「いただきま〜す」の前に、とりあえず記録写真。これは前菜。 メインは、ラムとチキン(だったはず…)の2皿を四人でシェア。量が多すぎるので、いろいろオーダーで…

滞在四日目その3.

大きな刺激と言ったら、散歩の途中で、牛と見つめあってしまうことぐらいで、観光するところなんて、な〜んにもない。 だけど、歩いているだけで、癒される。この村の人はみんな、自分の村が大好きで、ずっとずっと住み続けていたいと思っているのだろうなっ…

滞在四日目その2.コッツウォルズ初日

村でただ一軒のパブ「The Churchill Arms」は、端から端まで歩いても30分もかからない小さな村にあった。 「夕食まで時間があるし、散歩しようか」 「The Churchill Arms」の向かいに建つ小さな教会と、果てしなく広がる牧草地。通り沿いの大きな屋敷と、そ…

滞在四日目、コッツウォルズへ。

「厚手の上着も、傘も必要かしら?」「パソコンが使えるかなぁ?」コッツォルズに想いを馳せて、旅支度。電車・地下鉄の乗り換えに、ミスなし。 ★National RailのWimbledon駅から出発、London Waterloo駅で 地下鉄に乗り換えてHendon Central駅へ。9時頃には…

ロンドン三日目その2 

★Walthamstow Central駅からバスを乗り継いで着いた、セント・パンクラス駅(St Pancras station)は、宮殿のよう。ここからナショナルレールのほかに、ヨーロッパ大陸を結ぶユーロスターも発着している。Walthamstow Central駅へ向かって歩くと、多方向から、…

ロンドン三日目〜その1 

「ちょっと遠いけど、ウイリアムモリスギャラリーへ行ってみたい」友の希望に、同行することにした。 さっそくweb検索。【Transport for London】(これ、すごく便利!)ギャラリーのあるWalthamstow Central駅(Victoria Line)は、Wimbledonのアパートからは…

ロンドン二日目

飛行機の中でたっぷり眠ったせいか、ジェットラグのせいか、夜明けとともに、目覚めた。 ★ブルーベリー、ラスベリー、ワイルドベリー、ブラックベリー、ストロベリー…。ベリー系のフルーツやお菓子を毎日、食べた。 味はともかく、テンションがあがる色だ。…

ロンドン初日

2ベッドルームだけれど、主寝室はダブルベッドなので、部屋割は、じゃんけん。最初の勝者になれた私は、ツインの窓側をゲット。ダブルルーム組には、独り寝がしたいときは、リビングの大きなソファーで眠ってokと、決めた。 シャワーを浴びて、ベッドで大の…

ロンドン到着

玄関前の鍵の受け取りも、無事終了。エントランスのセキュリティーロックや駐車場の使い方。ゴミの出しの場所や方法。週に一度は、掃除をしてくれること。電化製品の取扱説明書はすべて、リビングテーブルの上にあること。 「備品の不備や修繕、トラブルや困…

ヒースロー空港で。

ロンドンのタクシーは、とても機能的。向かい合っている後ろの座席が、パタンパタンと折りたためるから、びっくりするほど、大量の荷物が積み込める。それに、運転手さんの笑顔も素敵。言葉に不自由な旅行者にも、もちろん親切だ。 ★街のどこでにも見かける…

ロンドン・ヒースロー空港着。

小さな飛行機で、ヘルシンキから3時間10分。機内食を食べて、うとうとしていたら、ヒースロー空港だ。現地時間、7月11日17時10分。 スーツケースをピックアップして、タクシー乗り場へ。夜の7時を回っていたはずなのに、昼下がりのような、まぶしい陽ざしだ…

飛行時間9時間40分、ヘルシンキ空港へ。

フィンランド航空のwebによると、名古屋からの飛行時間は、9時間40分らしいのだけど、最初の機内食をおいしく食べて、ぐっすり眠り、二度目の食事を終えたら着いちゃった、という感じ。 窮屈な満席でなければ、たとえ早朝のフライトだって、最初の機内食が終…