滞在四日目、コッツウォルズへ。

JEMで借りたレンタカー



「厚手の上着も、傘も必要かしら?」

「パソコンが使えるかなぁ?」

コッツォルズに想いを馳せて、旅支度。

電車・地下鉄の乗り換えに、ミスなし。

★National RailのWimbledon駅から出発、London Waterloo駅で
地下鉄に乗り換えてHendon Central駅へ。

9時頃には、JEMレンタカーのオフィスに着いた。

日本人のスタッフから、高速道路までの行き方や
ランアバウト(円形の交差点)の走行方法、緊急時の対処法、カーナビの使い方も聞いた。

準備万端!の、はずなんだけど…。


宿まで行きつけるかどうかと、やっぱり不安。

「すみません。念のためカーナビに、両方の宿をインプットしておいてください」

さぁ、出発。

友はドライバー。ということは、私がナビ担当?
まるで地図が読めない私で、ほんとうに、いいの?

高速道路入り口は、なんとかクリアー。
躓いたのは、最初のラウンドアバウト

ナビは日本語でアナウンスしてくれるけれど、そのナビに不慣れで、タイミングが、どうしてもつかめない。

「このままぐるぐる回っていたら、バターになっちゃう!
 いったん降りて、ゆっくり考えようよ!」


下道に降りて、小休止&深呼吸。

態勢を整え、気合いを入れて、再チャレンジ。今度は、成功!

M40で、オックスフォード(Oxford)へと向かった。
                               

高速道路を降りて、コッツォルズへの道に入ると、緊張も解けてきた。

「おなか空いたね」

A44の道すがら、最初に見つけたパブ[Blacks Head Inn」で、ランチ。


★マッシュルームのストロガノフ、スパイシーソーセージ、ホットドッグ、ラザニア、サラダをオーダー。
いくら腹ペコでも、さすがに食べきれない。

心地よい風と青空が誘うから、外のテラスで。



この街の名は「Bletchingtom」と、

隣りのテーブルのおじさんが、教えてくれた。

(もちろん、 聞き取れずに書いてもらったんだけど…)



宿へ向かおうとしたけれど、ナビが作動しない。どうする?

あれこれトライしてみるけど、修復できずに、

パブ[Blacks Head Inn」の前の三叉路を

どっちに行けばいいのかわからない。

レンタカーオフィスに、SOSコール。

日本語が使えて、ほんとうによかったね。

カーナビ頼りの、他力本願珍道中。

どこかで、詳細地図をゲットしなくっちゃ!

(持参しないでドライブなんて、身の程知らずすぎる?)



モートン・イン・マーシュ(Moreton-in-Marsh)を経て、

美しい風景にうかれながら、田舎道を走る。

5時過ぎ。一日目の宿「THE Churchill Arems」へ到着。

まだ、陽は高い。

★THE Churchill Arems も三叉路に建つ。
分かれ道に来ると、旅人は行く手を思案しあぐねて、小休止したくなるのかな?


★つつましやかに咲く野の花が、ライムストーンの壁に映える。